クリッピングマスクは、写真のトリミングなどに利用されるテクニックです。また、印刷原稿データ作成時に、はみ出した部分を隠す場合にも用いられ、使用頻度の高い機能のひとつといえるでしょう。
クリッピングマスクを作成するには、いくつかの方法があり、用途によって使い分けると便利です。ここではクリッピングマスクのさまざまな作成方法を以下の5編に分けて解説します。1〜2で基本操作、3〜5で作成方法を紹介します。
※4、5の記事は株式会社スイッチ、鷹野雅弘氏のセミナーや書籍を通じて多くの示唆をいただきました。感謝申し上げます。
まず最初に、クリッピングマスクの基本的な作り方をおさえておきましょう。作り方の手順は以下のとおり。
① 写真を配置し、写真の前面にマスク用のオブジェクトを作成して重ねます。
② 両方のオブジェクトを選択して、[オブジェクト]メニューから[クリッピングマスク]→[作成]を選びます。
③ 前面のオブジェクトで背面の写真がマスクされました。クリッピングマスクを適用すると、マスク用のオブジェクトは塗りや線が「なし」になります。
④ クリッピングマスクを解除するには、[オブジェクト]メニューから[クリッピングマスク]→[解除]を選びます。
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